京 阪 神 か ら 行 く |
旅 と 温 泉 H P2024 |
( 日 帰 り 湯 め ぐ り 旅 日 記 ) |
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1997年4月1日
幾山川 越え去り行かば 寂しさの 果てなむ国ぞ
今日も旅行く (若山牧水)
2010年1月1日
新たしき 年の始めの 初春の 今日降る雪の
いやしけ吉事 (大伴家持)
2011年3月1日
梅の花 降り覆ふ雪を 包み持ち 君に見せむと
取れば消につつ (作者未詳)
2011年4月1日
東風吹かば にほひおこせよ 梅の花
主なしとて 春を忘るな (菅原道真)
2011年○月○日
(○○)
★ はじめに ★旅と温泉の写真やデータを整理し、インターネット上に掲載し始めたのは、 |
★ 温泉について温泉とは |
★ 大好きな濁り湯温泉は、国内にも何千何万と数多くあるが、 |
泉 質 | 特 徴 | 主 な 効 能 | 旧 泉 質 名 (別 名) |
---|---|---|---|
【単純温泉】 | 泉温25℃以上で、含有成分が1kg中1,000mg未満のもの。無色無臭。雑多な成分が広く薄く含まれ、刺激が弱い。 | 病後回復・手術後療養・外傷等。 | 単純温泉・(アルカリ性単純温泉) |
【塩化物泉】 | 含有成分が1kg中1,000mg以上あり、陰イオンの主成分が塩素であるもの。日本は周囲が海なので最も多い。塩分が付着し保温効果が高い。 | 筋関節痛・打撲・冷え性・婦人病・病後回復等。 | 食塩泉(ナトリウム-塩化物泉)・塩化土類泉(カルシウム-塩化物泉) |
【炭酸水素塩泉】 | 含有成分が1kg中1,000mg以上あり、陰イオンの主成分が炭酸水素であるもの。肌が滑らかになる美人の湯。皮膚の炎症にも効果があり、飲用にも良い。 | 痛風・糖尿病・肝疾患・消化器疾患・皮膚疾患等。 | 重曹泉(ナトリウム-炭酸水素塩泉)・重炭酸土類泉(カルシウム(マグネシウム)-炭酸水素塩泉) |
【二酸化炭素泉】 | 遊離炭酸が1kg中1,000mg以上含むもの。炭酸ガスの気泡が肌に付着する。血液の循環に良く、保湿効果が高い。サイダーのような味がする。我が国では少ない。 | 高血圧・筋関節痛・打撲・冷え性・更年期障害等。 | (単純)炭酸泉(含二酸化炭素泉) |
【硫酸塩泉】 | 含有成分が1kg中1,000mg以上あり、陰イオンの主成分が硫酸であるもの。やや黄味がかり、苦味がある。血圧を下げ、痛みの鎮静作用もある。 | 高血圧・動脈硬化予防・糖尿病・外傷等。 | 芒硝泉(ナトリウム-硫酸塩泉)・石膏泉(カルシウム-硫酸塩泉)・正苦味泉(マグネシウム-硫酸塩泉) |
【硫黄泉】 | 総硫黄が1kg中1,000mg以上含有するもの。我が国には多い。硫黄が沈殿して白濁し、特有の臭いがある。刺激が強い。単純硫黄型・硫化水素型に大別される。卵の腐敗臭のようなものは硫化水素による。 | 高血圧・動脈硬化・筋関節痛・婦人病・皮膚病等。 | 硫黄泉・硫化水素泉 |
【酸性泉】 | 多量の水素イオンを含有するもので、遊離の硫酸・塩酸の形で含まれることが多い。火山の噴火口近くに湧く。強酸性で臭いも強く、肌にしみる強い刺激がある。ヨーロッパにはほとんどない。 | 皮膚病・筋関節痛・婦人病・糖尿病等。 | (単純)酸性泉 |
【放射能泉】 | ラドンが1kg中に20(百億分の1キュリー単位)以上含有するもの。泉中に含まれた微量のラドンやトロン(放射能)は、人体や鎮静・精神安定に効果的である。 | 高血圧・動脈硬化・皮膚病・痛風・神経痛等。 | 放射能泉・ラジウム泉(含放射能泉) |
【含鉄泉】 | 総鉄イオンが1kg中10mg以上含有するもの。元々無色透明だが、空気に触れると鉄分が酸化し赤茶色になる。 | 貧血・消化器疾患・痔疾・婦人病等。 | 鉄泉・炭酸鉄泉(鉄-炭酸水素塩泉)・緑礬泉(含鉄-硫酸塩泉) |
【含アルミニウム泉】 | 含有成分が1kg中1,000mg以上あり、陰イオンの主成分が硫酸で、陽イオンの主成分がアルミニウムであるもの。 | 慢性皮膚病等。 | 明礬泉(含アルミニウム-硫酸塩泉) |
【含銅-鉄泉】 | 含有成分が1kg中1,000mg以上あり、陰イオンの主成分が硫酸で、陽イオンの主成分が銅・鉄であるもの。 | 婦人病等。 | 含銅・酸性緑礬泉(酸性-含銅・鉄-硫酸塩泉) |
★ 日帰り温泉の利点 ★(1) 長期休暇がなくても、その気になればいつでも手軽に行け、特に準備することもない。 |
(1) 入浴は美容と健康に良い。
- 血液循環が良くなることで、筋肉のコリや痛みをほぐし、新陳代謝も活発になる。
- 裸になる開放感と湯や水圧による心地よさから、精神的にリラックスできる。
- 心身ともに気持ちよくリフレッシュされることが、美容と健康に大きな効果をもたらす。
(2) ちょうど良い湯加減とは。
- 日本人が好んで入浴するのは、38〜43度と言われている。
- 入浴する時間の目安は、42度で5〜6分、38度で20分くらいが適当。
(3) 湯船に入る前の儀式、かけ湯。
- 体に「今から湯に入る」と伝達するとともに、湯を衛生的に保つための習慣でもある。
- 足の先から、徐々に心臓に向かうように湯をかけると、心臓に負担がかからない。
(4) 半身入浴のすすめ。
- 湯船のつかり方には、首までつかる全身浴と、心臓の負担を少なくするためにみぞおちまでつかる半身浴とがある。
- 下半身が温まるだけで、全身の血行は充分に良くなる。
- 寒さを感じる場合は、肩にタオルをかけたり湯をかけたりするとよい。
- 湯の温度は38〜40度くらい。体温に近いぬるめの湯にゆっくりつかるのが疲労回復には適している。
- おでこや鼻がちょっと汗ばむぐらいまでつかるのがちょうど良い入浴時間である。
- 夏は38度ほどの湯で20〜30分程度、冬は40度ほどの湯で15〜20分程度が目安。
(5) 温泉は最も身近な健康法。
- 入浴には、温熱・水圧・浮力という三つの作用がある。
- 第一に、温熱作用で体が芯から温まり、新陳代謝を活発にしてくれる。
- 第二に、水圧作用で心臓機能が高まり血液循環が良くなる。
- 第三に、浮力によって体の緊張がほぐれ、リラックスできる。
- 更に、硫黄やラジウム等の温泉成分によって、体に不思議な生命力を与えてくれる。
- 従って、疲労回復・体調維持・美容のために、温泉は最も身近な健康法だと言える。
※上記については、複数のパンフレット等を参考にさせて頂きました。
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