left★板書(+補足)★
「現代文授業ノート」(普通クラス)
夏目漱石 「こころ」
〈作品〉
○大正3年(1914) 「朝日新聞」に連載開始
〈作者〉慶応3(1867)〜大正5年(1916)
○<近代文学を確立した文豪>
・愛媛県松山中学教諭(明治28年)
・正岡子規と俳句に熱中
・イギリス留学(明治33〜36年)
〈作風の変化など〉
○処女作 『吾輩は猫である』(明治38年)
(文明・社会批評)
『坊っちゃん』(明治39年)
○<前期三部作> 『三四郎』『それから』『門』
○<後期三部作> 『彼岸過迄』『行人』『こころ』
(大正3=47才)
○最後の作品 『明暗』(絶筆・未完)
→晩年の境地「則天去私」
(自然にのっとり
自分のエゴを捨てて生きる)
○評論で有名な作品
・『日本文明の開化』『私の個人主義』
〈概要〉 (→主題)
「私」はエゴイズムから友人のKを裏切ってしまう。
事情を知ったKの超然とした態度に、「私」は良心の
痛みを感じてKに謝罪しようと思うが、ついに世間体
を忘れることができないで悩むうちに、Kは自殺して
しまった。
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right★発問☆解説ノート★
(小説)2013年1月(2020年9月改)
・47歳→自然主義文学(明40〜)に反対の立場
・慶応で江戸が終わり、明治が始まる(〜49歳)
・漱石=頑固者の意、本名は金之介→占いで名付ける
・英文学者として出発
・森鴎外はドイツ留学
・1905年、雑誌「ホトトギス」に載り、文壇に登場
・余裕ある態度で社会を風刺
・倫理観と反社会的な行為
→急激に変化する社会・流れについていけない人間
・<エゴイズム>(利己主義)・個人主義を追求
(人間の自己本位で身勝手な心)
↓
・乗り越える道を追求
=「天」(自然の摂理)に従い、
「私」(自分)の小さな考えを捨てる
・講演内容のまとめ (自由には責任がついている)
← 信頼 ← ←
<私> → 恋 → ↑
嫉↓↑ ↓ ↑
妬↓↑信←好意←<嬢><奥>
↓↑頼 ↑
<K> → 恋 →
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