また12月がやって来た。今日は良い天気で、雪も降っていない。ドライブ日和である。新名神・伊勢湾岸道・東名高速を通り、豊川から国道を北上した。真っ直ぐ行けば信州飯田だが、そこまでは行かず、奥三河の長篠・湯谷を目指した。以前から行きたかった所だ。
(奥三河)湯谷温泉は、静岡との県境に近い愛知県東部の豊橋より北東に位置する、鳳来峡の宇蓮川(板敷川)沿いにある小さな温泉街である。奇岩絶壁が続く渓谷美に恵まれ、古来より霊鳥とされた仏法僧が棲む鳳来寺山の麓にある。青々とした峡谷を流れる川沿いに、赤い橋が架かり7〜8軒の宿が建ち並ぶ美しい景色は、どこか懐かしく郷愁を誘うかのようである。開湯は、奈良時代(1300年前)と古く、鳳来寺開祖の利修仙人が発見したという。万病に効くと湯治客に親しまれているようである。
泉質は、ナトリウム-カルシウム-塩化物泉(低張性中性低温泉)35℃,pH8.1・弱アルカリ単純泉26℃、淡黄土緑濁色(含鉄)・無臭である。効能は、リウマチ・皮膚病・婦人病など。日帰り入浴は、食事セットであればいずれも可能である。
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近くの観光としては、鳳来寺・宇連ダム湖や、落差120mの「百間滝」・全長64mに亘って断層崖を流れ落ちる「阿寺の七滝」などがある。また、戦国時代に織田信長が鉄砲の威力で武田騎馬隊を破ったと言われる「長篠城址」もある。
日が暮れるのが早いので、17時くらいには帰途についた。年末も近いからか、渋滞はほとんどしていなかった。
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(奥三河)湯谷温泉へのドライブ
▼ 新名神高速-東名阪道-四日市JCT-伊勢湾岸道-豊田JCT-
▼ 東名高速-豊川IC-R151(JR飯田線沿い)を北東(新城方面)で
豊川ICより所要40分(京阪神からは3時間前後)
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▼ 浜松西ICからはR257-本長篠-R151で50分。鉄道では、JR東海道新幹線-豊橋駅-飯田線60分-湯谷温泉駅-徒歩5分。
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