left★板書(+補足)★
【二】<目的と対になった勉強への疑問>
(展開@…一般論の提示と否定)
○勉強の場合も同様 (直ぐに目的を考える)
↓↑ (→それはより顕著)
直ぐに勉強が何の役に立つのかと考える(一般論)
・いい点を取るため
・いい大学に入るため……
・(逆に)しないといい大学に入れない
↓
<勉強>が<目的>と対になっているため
大学に入ると学ぶ意味を失う (勉強しない)
↓↑
<しかし> (筆者の主張)
○高校卒業してからが、<本当の勉強>
(大学に入れば終わりではない)
▼〈段落まとめ〉
勉強も直ぐに目的を考える思考パターンが顕著であり
大学入学という目的を達成すれば学ぶ意味を失う学生
が多いが、高校卒業してからこそが本当の勉強である
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right★発問☆解説ノート★
<勉強は目的達成の為の手段か、との問題提起>
☆それ=直ぐにそれが何の役に立つのかを考える
思考パターン(や、その効果・効用・見返り
は何かと考える考え方)
・顕(あらわ)著(いちじるしい)
・端的=遠回しでなく、はっきりしている
・動機付け=行動に駆り立て目標に向かわせる心理的
過程。意欲・刺激・モチベーション
☆いい大学に入るという<目的>の達成の為に
勉強は<手段>となっていて、二つは切り離せない
→目的を達成すれば、手段である勉強は不要
→直ぐに目的を考える思考パターンは疑問
☆本当の勉強とは(→次の段落)
学んで問うもの、即ち、遠い未来に漠然と何かの役
に立つ学問をすることであって、
先人に学ぶことで想定外の問題に自分で対処できる
「知の体力」を付けることが重要である
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