夏のある日曜日、日帰りの旅に出かけた。以前から関心のあった蓼科である。中央アルプスを間近に見ながら、八ヶ岳を目指した。ここ何日か、雨か曇りの天候が多いのが、残念ではある。5時間ほどで、懐かしいビーナスラインに出た。
蓼科温泉郷は、山梨との県境に近い、長野県東部の蓼科山や白樺湖の南に位置する、滝の湯川やビーナスラインに沿った蓼科湖周辺に点在する温泉の総称である。歴史は古く、坂上田村麻呂が発見し、その後武田信玄の隠し湯でもあったと言われる。
泉質は、(酸性)含硫黄-ナトリウム-塩化物-硫酸塩泉・単純温泉(弱酸性低張性低温泉)・重曹泉など、泉温は30-64℃位で、無色・無臭。濁り湯の奥蓼科に比べ、ちょっと物足りないか。リウマチ・胃腸病・皮膚病・婦人病・美肌などに効能がある。良い感じの露天風呂も幾つかあるようだ。いずれも日帰り入浴ができるが、気軽な所は、石遊の湯・河童の湯・尖石縄文の湯(\500)などがある。
観光は、マリーローランサン美術館・ゴルフ・スキー(ピラタス蓼科ロープウェイ)・テニスや、ビーナスラインでの白樺湖・霧ヶ峰・美ヶ原へのドライブも良い。
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帰りの高速は、地方が一律\1,000となった影響で結構渋滞していた。午後8時に帰宅と一応の約束はしたものの、それはとても無理なことである。夜11時頃には玄関に入ったのに、わざわざ起きて来て嫌味を言う人もいた。
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蓼科温泉郷へのドライブ
▼ 中央道-諏訪ICより-R152-ビーナスライン-
▼ 蓼科湖-で20分
京阪神より所要5時間
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▼(上信越道)佐久ICからではR141-R142-R152-女神湖-白樺湖-ビーナスライン-蓼科湖。鉄道ではJR茅野駅よりバス30分。
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