(気に入った記事を保存していたら、次のようなものが出てきた。2年ほど前の雑誌(2009 Autumn)の中にあった「ふれあい倶楽部−温泉彩時記4−赤色の湯 の巻」というものである。 著者は、飯出敏夫という温泉ライターで、著書に「一度は泊まってみたい秘湯の宿70」「秘湯ロマン」「名湯・秘湯の山旅」などがあり、「旅の手帖」に「いい夜を過ごす秘湯宿」を連載中らしい。)
温泉彩時記最終回は「赤色の湯」の巻。 赤い色の湯を前にすると 入浴をためらう人もいるほど、 その印象は強烈です。 まさに霊泉と呼ぶにふさわしい、 赤い湯の代表的な2湯と おすすめの宿をご紹介しましょう。 (最初このような書き出しで始まり、以下に吉野温泉と天狗温泉についての本文が続く。各々ほぼ1/2ページ位だ。プロはどのように書くのだろうか。紀行文の練習も兼ねて、そのまま書き写してみた。2011.07)
|
天狗温泉 浅間山の中腹に湧く登山客を癒す鮮烈の湯 天狗温泉・浅間山荘(長野県)(←赤湯内湯の画像の上に記述)
長野県小諸市内から群馬県との県境をなす高峰高原に登るルートの途中から、林間の山道を4kmほど入った山の中に一軒宿の天狗温泉浅間山荘があります。浅間山へ登る小諸側の登山口、標高1400mにあり、登山客の足場として建設された宿です。 自然湧出の温泉が引かれたのは平成7年のこと。このときに宿も全面的に建て替えられ、現在の2階建ての宿になりました。男女とも同じ大きさの内湯に注ぐ湯は、湧出時は無色透明なのですが、含まれた鉄分が空気に触れることによって酸化し、黄土色から褐色、そして赤褐色へと変化していきます。赤い色に変化するのは鉄分を含んでいる湯がほとんどですが、強塩泉の場合も赤く変色する湯が多いようです。大変よく温まる湯で、切り傷やリウマチ、貧血症などに効果があるとされています。 宿の家族でもてなす心温まる接客には定評があります。客室はシンプルな造りの和室が10室。ほかにコテージやロッジ、バンガローがあり、乗馬やテニスコートなどの施設がそろっているので、夏場は学生の合宿などにも利用されています。
|
|
(画像は、@先ほどのものが一番上、A4行下の右1/3、B5行下の左1/3、と3枚掲載されているが、その説明がやや小さなポイントで以下のようにある。) @コアな温泉ファンが多い独特の赤い湯が印象的Aのんびりとくつろげる客室B入り口では天狗の面が迎える宿の外観 (そして、次に温泉データやアクセスなどの説明が、これもやや小さなポイントで以下のようにある。)
|
●浅間山荘 泉質:単純鉄泉 源泉温度:9℃ 効能:リウマチ、神経痛、筋肉痛、貧血症ほか ・長野県小諸市甲字馬取4766 ・電話0267-22-0959 ・宿泊料金 1泊2食付き9600円〜 ・JR長野新幹線佐久平駅から高峰高原行きバスで30分、浅間山登山口下車、徒歩1時間(宿泊者はJR小海線・しなの鉄道小諸駅から送迎あり、要予約)
|
|
|
|