５月、山の緑が鮮やかだ。つい今年は出かけることが多い。新名神を抜けて、伊勢湾を右手に眺め、東名で蒲郡に出た。東海の海が見たかった。

　（蒲郡）西浦温泉は、愛知県東部の豊橋より西に位置する蒲郡の南にあって、景色が素晴らしい三河湾に面して旅館が立ち並ぶ温泉街である。四方を海に囲まれた風光明媚な半島の先端にある。

　泉質は、アルカリ性単純温泉（低張性低温泉）27℃、無色・無味・無臭。主成分は、Na 26・HCO3 36・CO3 12・メタケイ酸 22など、総計 114mg/kgと極めて薄い。効能は、一般的適応症など。主要な旅館は１０軒ほどで、\10,650位から宿泊できる所が多い。露天風呂からの眺望が良いのは、「たつき」「末広」「銀波荘」「西浦グランドホテル吉慶」などだろうか。日帰り入浴はほとんどの宿で可能だが、土曜日は大体１４時までであるようだ。

　観光スポットとしては、蒲郡は全国有数のアサリの産地であり、市内７ヶ所で潮干狩りが楽しめる。東には浜名湖、南には渥美半島と、ドライブには最適のコースもある。また、豊田市北東部の「香嵐渓」は、紅葉時には是非とも訪れたい所だ。

　日帰りだから、１７時くらいには引き返した。だが、岡崎付近はやはり１０ｋｍ以上渋滞。豊田では伊勢湾岸道に乗るつもりが、間違って東名・東名阪で名古屋の外周を遠回りしてしまった。それでも２０時半には帰宅できた。