信州白馬に行くことにした。先週行くはずを、予定を変更して信州高山へ行ってしまったからだ。中央道から見えるアルプスは、1週間でそれほどの雪景色ではなくなっていた。頂の白い駒ヶ岳・梓川の流れる安曇野が、車窓を過ぎて行く。やはり綺麗だ。 高速を下りた豊科からは、穂高連峰がほぼ正面に大きく見えた。インターから1時間ほどで、大町を過ぎ白馬に着いた。雪で真っ白な白馬三山や五竜岳が、真正面から大きく迫ってきた。初めてのようで圧巻であった。近畿で見る風景とは全く違う。山々の向こうに高い山々があり、更に向こうに高く聳え立っているという感じだ。
白馬八方の温泉は、新潟・富山との県境に近い長野県最北西部にある、姫川・塩の道・八方などから成る温泉地である。冬は若いスキー客たちでいっぱいになる旅館が何十軒もあり、冷えた身体を温める源泉掛け流しの公衆浴場が幾つかある。白馬連峰の3,000m級の山並みを一望しながら、湯煙に浸れる露天風呂も幾つかある。
泉質は、ナトリウム-塩化物泉(中性低張性高温泉)・ナトリウム-塩化物-炭酸水素塩温泉・アルカリ性単純泉・含硫黄-マグネシウム-カルシウム-炭酸水素塩温泉45〜52℃,pH7.1〜pH11.2、無色または黄土褐濁色・無臭または金気臭(マンガン臭)・ツルツル感の特徴がある。中でも八方温泉のアルカリ度は日本一で、ツルツル感が強い感じであった。日帰り入浴はいずれも可能である。
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温泉もそうだが、雪・山・川……とにかく眺望が抜群である。同行した人も、長駆ドライブにもかかわらず、満足していたようだ。夕方5時半頃には引き返した。
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白馬の温泉(姫川・塩の道・八方)へのドライブ
▼ 名神高速-中央道-長野道-豊科IC-パノラマロード-大町-
▼ R148-JR白馬駅-姫川-塩の道-八方温泉で
豊科ICより所要1時間(京阪神より5時間半)
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中央アルプス駒ヶ岳(途中休憩の駒ヶ根SAより)
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▼ 東京からは、中央道-長野道-R148-白馬駅で3時間10分。鉄道では、JR大阪駅-新幹線(0:50)-名古屋駅-特急「信濃」(3:30)-白馬駅-徒歩15分(送迎あり)、東京からでは新宿駅-中央線特急「あずさ」(3:30)-白馬駅-徒歩。
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白馬鑓(塩の道温泉より)
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