left★板書(+補足)★
【三のA】全芸術史への教養も重視する近代芸術
(本論B)
↑(前段のような)
〇(作者の証言・人生に従った作品理解の方法は)
今日の美学では正当だとは考えられない
<しかし>
↓↑
〇(前段と同一内容の繰り返し)
作品には背後があり、その背後こそが
作品を芸術作品たらしめている、という
近代的な芸術概念が、全集を生み
「背後の思想」を解釈しようとした
現存の作家の全集への関心にとどまらず
<全芸術史への教養も要求>した
(古典作品群への関心を重視)
▼〈まとめ〉
背後の思想を重視する近代芸術は、全集や伝記という
古典作品群にとどまらずに、更に全芸術史への教養も
要求した
|
|
right★発問☆解説ノート★
☆作品を理解するために、全集や伝記を読んで作者の
精神世界を知ることを重視するという
西洋近代の芸術概念は、今日では正当とされない
☆当時は、近代的な芸術概念が支配的であった
・全芸術史へと広がっていった
★作者や作品の全てを理解しようとする方法が
芸術の全歴史を知ろうとすることにつながっていく
→作者を知らなければ作品は分からないように
芸術史を知らなければ芸術は分からないと考えた
→芸術の全歴史の中で、作者やその作品の位置付け
はどうであるのか、どういう影響を受けたのか
|
|