新緑が美しい。もう初夏だ。日本海が見たくて、北に向かいドライブに出かけることにした。丹後半島の辺りにも良い温泉がある。4時間ほどで宮津に着いた。
天橋立温泉は、陸奥の松島・安芸の宮島と並ぶ日本三景の一つである、京都府北部の丹後半島の付け根の景勝の地にある温泉だ。開湯は1999年と新しい。
泉質は、含放射能-鉄(U)-ナトリウム-塩化物泉32℃位で、無色(淡い褐色)、肌触りがまったりとする強ヌルヌル感の美肌湯だ。日帰り入浴可の宿も幾つかある。
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日本三景の一つ・天橋立は、国土創造神である伊弉諾尊が伊弉冉尊に会うために造ったと言われる。古くから伝承が多く、他にも様々あるようだ。近代では、「その子二十櫛に流るる黒髪のおごりの春の美しきかな」と詠んだ情熱的な女流歌人の与謝野晶子を初め、多くの有名人がこの地を幾度か訪れているようである。湯にゆっくりと浸かりすぎて効き目が強く、帰途は眠くて大変であった。
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温泉へのドライブ
▼ 吹田JCT-中国道-吉川JCT-舞鶴若狭道-福知山IC-
▼ 綾部JCT-綾部宮津道-宮津天橋立IC-R178-で
大阪より所要2時間半(高速料金片道\3,500位)。
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▼ できるだけ高速を利用しないのであれば、阪神高速池田線-池田木部IC-R173-綾部-R27-舞鶴-R178-由良-宮津-で所要4時間。鉄道ではJR山陰線-福知山駅-北近畿タンゴ鉄道-天橋立駅より-北に徒歩1分。
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